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梅雨の耳トラブル5つのサイン|犬猫の外耳炎を防ぐ耳ケア完全ガイド2026

梅雨の耳トラブル5つのサイン|犬猫の外耳炎を防ぐ耳ケア完全ガイド2026

PETTAS 編集部

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梅雨の湿気で犬猫の外耳炎が急増。「頭をよく振る」「耳を掻く」は要注意サインです。獣医師推奨の耳掃除の頻度・正しい手順・飼い主がやりがちなNGを徹底解説。今すぐチェック。

目次(9)

最終更新: 2026-06-04

梅雨の季節、愛犬や愛猫が「しきりに頭を振る」「耳をしつこく掻いている」という場面、見かけていませんか?

日本獣医師会のデータによると、犬の外耳炎は皮膚疾患の中で最も多いトラブルのひとつで、梅雨〜夏にかけて受診件数が増加する傾向があります。湿度が高くなるこの時期は、耳道内に湿気がこもりやすく、細菌やマラセチア(酵母菌の一種)が繁殖しやすい環境になるんですよね。

この記事では、梅雨に犬猫の耳トラブルが増える理由から、自宅でできる正しい耳ケアの手順、獣医師に相談すべきタイミングまで、具体的な方法を解説します。


梅雨に外耳炎が増えるのはなぜ?仕組みを知って予防しよう

犬猫の耳道は人間と異なり「L字型(垂直耳道+水平耳道)」に近い構造をしています。この形状のため、湿気や汚れが奥にたまりやすく、一度湿った状態になると自然乾燥しにくい特徴があります。

梅雨期(6〜7月)の平均室内湿度は70〜80%に達することもあり、この環境下では耳道内の温度と湿度が上がり、細菌・真菌にとって理想的な繁殖条件が整ってしまいます。

特に注意が必要なのは次のような子です:

  • 垂れ耳(フロッピーイヤー)の犬種 — 耳介が耳道を覆うため通気性が悪い
  • 耳毛が多い犬種 — 毛が湿気をためやすい
  • 水遊びや雨の散歩が多い子 — 耳に水が入るリスクが高い
  • アレルギー体質の犬猫 — 皮膚・耳道のバリア機能が低下しやすい

外耳炎を放置すると中耳炎・内耳炎に進展し、治療期間が数ヵ月単位になることもあります。早期発見・予防が何より大切です。


あなたのペット、これらのサインが出ていませんか?外耳炎の5つの早期チェック

外耳炎は「耳が赤い」「においがする」という分かりやすいサインの前に、行動の変化として現れることがあります。以下のチェックリストで確認してみてください。

外耳炎早期サイン チェックリスト

  • 1日に3回以上、頭をブンブン振っている
  • 後ろ足で耳の付け根を掻く回数が増えた
  • 耳を床や壁にこすりつけるようなしぐさをする
  • 耳の内側が普段より赤みがかっている
  • 耳の中に黒っぽい・茶色っぽい耳垢がいつもより多い
  • 耳から甘ったるいような、または酸っぱいようなにおいがする
  • 耳を触ると嫌がる・痛がる様子がある

1〜2個チェック: 自宅での耳ケアを始めるサイン 3〜4個チェック: 早めに動物病院で相談を 5個以上チェック: 速やかに受診してください

猫の場合は犬ほど症状を表に出さないことも多く、「なんとなく耳を気にしている」程度でも見逃さないようにしましょう。


飼い主がやりがちなNG!正しい耳掃除の手順と頻度

やりがちなNG行動3つ

NG①:綿棒で奥までぐりぐり掃除する これが最も多いミスです。綿棒は耳垢を奥に押し込むだけでなく、デリケートな耳道粘膜を傷つけるリスクがあります。綿棒の使用は耳介(外側の見える部分)の拭き取りにとどめましょう。

NG②:毎日洗浄液で掃除する 「清潔にしたい」気持ちはわかるのですが、過剰な洗浄は耳道の常在菌バランスを崩し、むしろ炎症を招くことがあります。健康な耳なら月1〜2回程度が目安です。

NG③:水やお湯だけで洗う 水分が耳道内に残ると湿度が上がり、菌の繁殖を促します。必ず獣医師推奨のイヤークリーナー(耳洗浄液)を使い、揮発・乾燥しやすいものを選びましょう。

正しい耳ケアの手順(5ステップ)

  1. 耳介を確認する(赤み・傷・大量の耳垢がないか目視)
  2. イヤークリーナーを耳道入り口に数滴垂らす(適量は製品の指示に従う)
  3. 耳の付け根を10〜15秒やさしくマッサージする(クチュクチュと音がするくらい)
  4. ペットが頭を振って汚れを出すのを待つ(無理に止めない)
  5. コットンまたはガーゼで耳介内側をやさしく拭く(綿棒は使わない)

ケアの頻度の目安:

耳の状態推奨頻度
健康・垂れ耳でない犬猫月1回程度
垂れ耳・耳毛が多い犬月2〜3回
外耳炎治療中獣医師の指示に従う
梅雨・夏(高湿度期)通常より1回増やす

おすすめアイテム:梅雨の耳ケアに使いたいイヤークリーナー

自宅での耳ケアには、刺激が少なく乾燥しやすい成分のイヤークリーナーを選ぶのがポイントです。動物病院でも使われている信頼性の高いアイテムをまとめました。


獣医師に相談すべきタイミング — 「様子見」が危険なケース

自宅ケアで対応できるのは「予防」と「軽度の汚れ取り」まで。以下の状態は自己判断せず、速やかに動物病院へ。

  • 耳垢の色が黒・濃い茶色で量が多い(マラセチア・細菌感染のサイン)
  • 耳から血が出ている、または膿のようなものが出ている
  • 頭を一方向に傾けたまま(捻転斜頸)元に戻らない
  • 耳を触ると激しく痛がる・噛みつこうとする
  • 2〜3日以内に症状が出た場合でも改善しない
  • 症状が両耳同時に出ている(アレルギー性外耳炎の可能性)

外耳炎の治療費は軽症で1回3,000〜5,000円程度ですが、中耳炎に進展すると1回あたり1万円以上になることも。予防コストの方が断然安く済みます。


今日からできるアクション 3ステップ

  1. 今夜、耳のにおいと色を確認する — 甘酸っぱいにおいや黒っぽい耳垢がないかチェック。問題なければ「今日の耳の状態:異常なし」と記録するだけでOK
  2. イヤークリーナーを1本用意する — 梅雨期間中は月2〜3回のケアを目標に。いつものブラッシングのタイミングに組み込むと習慣化しやすいです
  3. 「ケアした日」をメモする — 耳ケアの記録を残すと、次回いつやるかの目安になり、トラブルが出たときに「いつから?」が答えやすくなります

よくある質問

Q1. 耳掃除はどのくらいの頻度でやればいいですか?

A. 健康な犬猫は月1〜2回が目安です。垂れ耳の犬や耳毛が多い犬種、梅雨〜夏の高湿度期は月2〜3回に増やすと安心です。やりすぎると耳道の常在菌バランスが崩れるので「多ければ多いほどいい」は逆効果です。

Q2. 猫も外耳炎になりますか?

A. なります。猫の外耳炎は犬より頻度は低いですが、特に耳ダニや真菌感染による外耳炎はあります。「頭をよく振る」「耳の中が黒っぽい」場合は耳ダニの可能性があるので早めに受診してください。耳ダニは他のペットにも感染するので注意が必要です。

Q3. 綿棒ではなく何を使えばいいですか?

A. コットンボール・コットンパフ、またはガーゼを指に巻いて使うのが安全です。見える範囲の耳介内側を拭くだけにとどめ、耳道の奥に道具を入れないようにしましょう。奥の汚れはイヤークリーナーを使って耳自身に「振り出させる」のが正しいやり方です。

Q4. 外耳炎の治療費はどのくらいかかりますか?

A. 軽症の外耳炎なら初診料込みで3,000〜6,000円程度が多いです。ただし、細菌培養検査が必要なケースや、中耳炎に進展した場合は1回あたり1万〜3万円以上になることもあります。定期的な耳ケアで予防するのがコスト面でも有利です。

Q5. 梅雨の散歩で雨に濡れたあと、耳はどうケアすればいいですか?

A. 散歩後はタオルで耳介(外側)の水分をしっかり拭き取りましょう。耳道の奥まで水が入った可能性があるときは、イヤークリーナーで1回洗浄し、自然に振り出させるのが効果的です。特に垂れ耳の犬は雨の日の帰宅後のケアを習慣にすると外耳炎リスクが下がります。


耳ケアの記録、PETTASで仕組み化しませんか?

「いつ耳掃除をしたか忘れた」「耳垢の色の変化、以前と比べてどうだろう」——こういった小さな積み重ねが、外耳炎の早期発見につながります。

ペット健康管理アプリ PETTAS では、耳ケアや健康チェックの記録をタイムラインで残せます。家族や同居人と共有できるので「誰かがやった」「やってない」のダブルカウント・漏れも防げます。梅雨の間だけでも記録を始めると、秋になって「今年の梅雨はこうだった」という比較データが手元に残ります。

記録を始めるなら → PETTAS 公式サイト


参考文献

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