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夏に増える犬猫の便秘:5つの原因と自宅でできる解消法2026

夏に増える犬猫の便秘:5つの原因と自宅でできる解消法2026

PETTAS 編集部

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愛犬・愛猫のお腹が張っていませんか?夏は脱水で便秘が悪化しやすい季節。獣医学的な原因と、今日からできる解消ステップを解説。この記事で解決しましょう。

目次(8)

最終更新: 2026-07-03

ここ数日、愛犬や愛猫がトイレに行く回数が減ってきた…と気になっていませんか?実は、気温が上がる夏は犬猫の便秘が悪化しやすい季節なんです。日本獣医師会の統計でも、消化器トラブルによる夏の受診件数は冬に比べて約1.3倍に増えるというデータがあります。この記事では、夏に起きやすい犬猫の便秘の原因と、自宅でできる具体的な解消法を解説します。

夏に犬猫の便秘が増える5つの原因

便秘とは、犬であれば2日以上、猫であれば3日以上排便がない状態を指します。「たまにあること」と放置しがちですが、慢性化すると巨大結腸症などの深刻な病気につながることもあります。

原因① 脱水による水分不足

最大の原因がこれです。気温35℃を超える日が続く夏は、犬も猫も知らず知らずのうちに体内の水分が失われていきます。腸内の水分が不足すると便が硬くなり、排出しにくくなります。特に猫はもともと飲水量が少ない動物で、夏でも水をあまり飲まないケースが多いです。

原因② 運動量の低下

炎天下を避けて散歩を短縮したり、猫が暑くてゴロゴロしてばかりになったりすることで、腸の蠕動(ぜんどう)運動が低下します。腸は「動く」ことで内容物を押し出すポンプのような働きをしているので、運動不足は直接的に便秘につながります。

原因③ ストレスによる腸の機能低下

夏特有のストレス——雷、花火、エアコンの風、来客の増加——も腸に影響します。自律神経が乱れると腸の動きが鈍くなり、便秘が引き起こされることがあります。

原因④ 食物繊維の不足

「高タンパク・低炭水化物」のダイエットフードや肉系おやつに偏った食事は食物繊維が少なく、便の量自体が不足してしまいます。便のかさが減ると腸が刺激されにくくなります。

原因⑤ 毛玉・異物の蓄積

猫に多いのがこのケースです。夏に換毛期が重なると、グルーミングで飲み込む毛の量が増えます。腸内で毛玉が蓄積すると便の通過を妨げます。長毛種の猫は特に注意が必要です。

飼い主がやりがちな間違いと見落としやすいサイン

こんな経験はありませんか?

  • トイレに行っているから大丈夫だと思ったら、実は少量しか出ていなかった
  • 「食欲があるから問題ない」と様子を見ていたら3日経っていた
  • 市販の浣腸を人間用と同じ感覚で使おうとした(これは絶対にNGです)

見落としやすい便秘のサイン チェックリスト

  • トイレに行く時間が長くなっている(猫は3分以上)
  • 排便後の便が小さくてコロコロしている
  • お腹を触るとパンと張った感触がある
  • 食欲が普段の7割以下に落ちている
  • 排便時に鳴き声を上げたり、明らかに痛そうにしている
  • 嘔吐が2回以上ある(腸閉塞の可能性)
  • 体重が1週間で体重の5%以上減っている

上記のうち3つ以上当てはまる場合、または排便が犬で3日・猫で4日以上なければ、迷わず動物病院へ。

自宅でできる便秘の解消法:ステップ別対処法

ステップ1:水分補給を「仕組みで」増やす

犬の1日の必要飲水量は体重1kgあたり約50〜60ml、猫は約40〜50mlが目安です。体重4kgの猫なら1日160〜200mlが必要ですが、猫はボウルより流れる水を好む傾向があります。循環式の給水器を使うと飲水量が平均20〜30%増えるという報告もあります。

また、ウェットフードや水分を少量混ぜたごはんに変えるだけで、食事からの水分摂取量を大幅に増やせます。1日の食事の3割をウェットフードに置き換えるだけでも効果的です。

夏の水分補給に役立つアイテムをまとめました。

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ステップ2:腸を動かす「ながら運動」を取り入れる

炎天下での散歩が難しい夏こそ、朝6時前や夜8時以降の涼しい時間帯に短時間の散歩を確保しましょう。犬であれば1日2回・各15分でも腸への刺激になります。

猫は室内でじゃらしを使って5〜10分ほど動かすだけで腸の蠕動を促せます。食後30分から1時間後に遊びを取り入れると効果的です。

ステップ3:食事で腸内環境を整える

食物繊維(カボチャ、さつまいも、ブロッコリーなど)を少量トッピングするのも効果的ですが、急に大量に与えると下痢になることも。最初は体重1kgあたり1g程度から試してみてください。

プロバイオティクス(乳酸菌)サプリを2〜4週間継続することで、腸内細菌叢のバランスが改善され、便の通過がスムーズになるケースがあります。ただし、種類によって犬猫への適応が異なるため、ラベルで対象動物を確認しましょう。

獣医師に相談すべきタイミング

以下の状況では自己対処をせず、すぐに動物病院を受診してください:

  • 最後の排便から犬で3日・猫で4日以上経過
  • 排便時に血液が混じっている
  • お腹が硬く張っており、触られるのを嫌がる
  • 嘔吐を繰り返している
  • 元気がなく、ぐったりしている

動物病院では触診やX線検査で便の蓄積具合を確認し、状況に応じてエネマ(浣腸)、内服薬、点滴など適切な処置を行います。

今日からできる3つのアクション

  1. 今夜、飲水量を記録する — 今日1日に水を何ml飲んだかを記録してください。「なんとなく飲んでいる」ではなく、数値で把握するだけで問題に気づけます。体重×50ml(犬)・体重×40ml(猫)が1日の最低目標です。

  2. ごはんに水かウェットフードを少し混ぜる — 今日の夕飯から試せます。ドライフードに同量の水を加えてふやかすだけでも水分摂取量が増えます。食いつきが落ちる場合はウォーターファウンテンの導入を検討しましょう。

  3. トイレ回数と便の状態を3日間メモする — 「いつ・どのくらいの量・どんな硬さか」を記録します。この情報は受診した際に獣医師にとって非常に重要な判断材料になります。

よくある質問

Q1. 犬猫の便秘に人間用の浣腸を使っても大丈夫ですか?

A. 絶対に使用しないでください。人間用の浣腸に含まれるリン酸ナトリウムは猫に対して致死的な毒性があります。犬でも危険性があるため、動物専用の製品か動物病院での処置のみを利用してください。

Q2. 便秘のときにオリーブオイルを与えると聞きましたが効果はありますか?

A. 少量(犬の場合は体重5kgあたり小さじ1/2程度)を食事に混ぜると便が滑らかになる場合があります。ただし、脂肪分が多いため膵炎のリスクがある犬猫や、肥満傾向の子への長期使用は避けましょう。2〜3日試して改善がなければ受診が必要です。

Q3. 猫の便秘は何日我慢させてもいいですか?

A. 最大でも3日が限界の目安です。4日以上経過すると巨大結腸症のリスクが高まります。3日以内でも嘔吐・食欲廃絶・腹部の硬張りがあれば即受診してください。

Q4. 子猫や高齢犬でも同じ対処法でいいですか?

A. 生後12週未満の子猫・子犬や、10歳以上のシニアペットは腸の機能が異なるため、自己対処は最小限に留め、早めに獣医師へ相談することを勧めます。特にシニアペットの突然の便秘は腫瘍や神経疾患のサインであることもあります。

Q5. 毎日ちゃんと排便があれば便秘の心配はないですか?

A. 必ずしもそうとは言えません。毎日トイレには行っているのに少量しか出ていない「部分的な便秘」もあります。量・硬さ・排便にかかる時間の3つを合わせて確認する習慣をつけましょう。

PETTASで便秘の記録を仕組み化する

この記事で紹介した「トイレ回数・便の状態を毎日記録する」という習慣、実は続けるのが一番難しかったりします。ノートに書いていてもすぐ忘れる、家族間で情報が共有できていない——そういった課題を解決するために、私はPETTASというアプリを開発しました。

  • 健康記録タイムラインに排便状況・食欲・飲水量をワンタップで入力
  • 家族共有機能で、外出先の家族ともリアルタイムで情報を共有
  • AI健康分析で「先週より排便回数が減っています」というアラートを自動検出
  • 受診時に記録をそのまま獣医師に見せることができる

「記録を始めよう」と思ったその瞬間に習慣を作るなら → PETTAS公式サイト

参考文献

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