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梅雨に急増する犬の外耳炎・皮膚トラブル|術後ケアで知るべき3つの注意点

梅雨に急増する犬の外耳炎・皮膚トラブル|術後ケアで知るべき3つの注意点

PETTAS 編集部

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梅雨時期の湿気で犬の外耳炎や皮膚炎が急増。術後の傷口管理で失敗しがちなポイントも解説。この記事で原因・予防・ケア方法を今すぐ確認。

目次(8)

最終更新: 2026-06-18

梅雨に入ってから、愛犬の耳や皮膚の状態が気になり始めていませんか?実は、獣医師への相談件数は梅雨期(6〜7月)に外耳炎と皮膚炎が合計で約30〜40%増加するというデータがあります。湿度が高い季節は、細菌・真菌が繁殖しやすく、ちょっとしたケアの手抜きが深刻なトラブルに発展することも。さらに、この時期に外耳炎の手術や皮膚の切除手術を受けた子は、術後の傷口管理が特に難しくなります。この記事では、梅雨の湿気が引き起こす犬の耳・皮膚トラブルの原因と、術後ケアを含む具体的な対策を解説します。


梅雨に外耳炎・皮膚トラブルが急増する理由

梅雨時期の湿度は70〜90%に達することも珍しくありません。犬の耳の構造はL字型に曲がっており、湿気がこもりやすい構造です。この蒸れた環境で増殖するのがマラセチア(真菌)緑膿菌・黄色ブドウ球菌(細菌)。特にたれ耳の犬種や、毛が密に生えている犬は要注意です。

皮膚についても同様で、皮膚の常在菌バランスが崩れることで「ホットスポット(湿性皮膚炎)」が発生しやすくなります。ホットスポットは数時間で直径5〜10cmに広がることもあり、早期発見が非常に重要です。

飼い主がやりがちな間違い

  • 散歩後に体を拭くだけで耳の中を見ない → 耳道内の湿気が抜けず、菌が繁殖
  • シャンプー後に耳の乾燥を省略する → 水分が耳道に残り外耳炎を悪化させる
  • 市販の綿棒で耳の奥まで掃除しようとする → 汚れを奥に押し込んで炎症を悪化させる

梅雨期の外耳炎チェックリスト|毎日確認したいサイン

以下の項目を週に2〜3回チェックしましょう。

  • 耳を頻繁にかいたり、頭をブルブル振ることが増えた
  • 耳の中が赤くなっている、または腫れている
  • 茶色・黒色・黄色いドロっとした分泌物がある
  • 耳から酸っぱいまたは甘い発酵臭がする
  • 耳に触ると痛がる、もしくは触らせなくなった
  • 皮膚に赤みや脱毛、ジュクジュクした部分がある
  • 体を頻繁に舐めたり噛んだりしている

3つ以上あてはまる場合は48時間以内に獣医師に相談してください。


術後ケアが梅雨に難しくなる理由と対策

外耳炎が重症化して外科処置が必要になったり、皮膚腫瘍・ホットスポットの切除手術を行った直後の梅雨ケアは、特に慎重さが求められます。

なぜ梅雨の術後管理が難しいのか

手術後の傷口は、免疫細胞や新しい組織を構成する線維芽細胞が活発に働く「治癒段階」にあります。この時期に傷口が湿った状態になると、細菌感染リスクが3〜5倍程度高まるとされています。梅雨の高湿度環境では:

  • エリザベスカラーの内側に湿気がこもりやすい
  • 傷口の絆創膏・包帯が剥がれやすくなる
  • 犬が不快感から傷をなめようとする頻度が増える

術後ケアの5ステップ(梅雨版)

  1. 傷口の確認は1日2回(朝・夕)。赤み・腫れ・膿・異臭がないかチェック。傷口の端が白っぽく柔らかくなっている(浸軟)場合は湿りすぎのサイン。
  2. 傷口周辺の被毛は清潔・乾燥を保つ。散歩後は体全体をタオルで拭き、その後ドライヤーの温風(30cm以上離す)で優しく乾かす。
  3. エリザベスカラーは外出時・就寝時は必ず装着。外す場合は飼い主が目を離さないこと。術後7〜14日間が目安。
  4. 包帯・ガーゼが濡れた場合はすぐ交換。「少し濡れた程度なら大丈夫」は禁物。湿った環境は菌の温床になります。
  5. 室内の湿度を60%以下に保つ。除湿機やエアコンの除湿機能を活用し、犬の寝床周辺を特に乾燥させる。

獣医師にすぐ連絡すべきタイミング

  • 手術部位からの出血が再開した
  • 傷口周辺に強い赤みと熱感がある
  • 膿または悪臭のある分泌液が出ている
  • 縫合糸が外れている、または皮膚が開いている
  • 食欲不振・発熱(38.5℃超)・ぐったり感がある

梅雨の耳・皮膚ケアに役立つアイテム

梅雨時期の耳ケアと皮膚ケアに、以下のアイテムが日々のルーティンに役立ちます。


梅雨期の耳・皮膚トラブル予防|今日からできる3ステップ

  1. 散歩後3分ルールを始める — 帰宅後すぐに耳の入口を清潔なコットンで軽く拭き、体全体をタオルドライする。これだけで外耳炎の発症リスクを大幅に下げられます。
  2. 週1回の「耳・皮膚チェックデー」を設定する — 曜日を決めて上記チェックリストを実施。早期発見が治療費と犬の負担を大きく減らします。
  3. 室内湿度を「見える化」する — 安価な湿度計をケージ近くに置き、湿度が65%を超えたらエアコンの除湿モードをON。犬の寝床に湿気がこもらない環境を整えましょう。

よくある質問

Q1. 梅雨の間、どのくらいの頻度で耳掃除をすればいいですか?

A. 健康な耳であれば週1〜2回を目安にしてください。ただし、すでに外耳炎の診断を受けている場合は、獣医師の指示した頻度に従い、自己判断での過剰な洗浄は避けましょう。洗浄しすぎると耳道の正常な環境が壊れることがあります。

Q2. 梅雨の時期に外耳炎の手術をした場合、傷口はどのくらいで治りますか?

A. 一般的な皮膚縫合は7〜14日で抜糸ができますが、梅雨時期は感染リスクが高いため10〜14日以上かかることもあります。傷口の状態は毎日確認し、異常があればすぐに担当獣医師に連絡してください。

Q3. シャンプーは術後どのくらいから可能ですか?

A. 一般的には抜糸完了後(術後10〜14日以降)かつ、獣医師が「洗浄OK」と判断してからです。それ以前に汚れが気になる場合は、傷口を避けてホットタオルで部分的に拭く程度にとどめましょう。

Q4. ホットスポット(湿性皮膚炎)を自宅で治すことはできますか?

A. 軽微なものはバリカンで患部の毛を刈り、清潔に保つことで改善することもありますが、直径3cm以上・急速に拡大している・膿んでいる場合は24時間以内に受診してください。自己処置が症状を悪化させるケースもあります。

Q5. 梅雨が明ければ外耳炎は自然に治りますか?

A. 軽度の場合は湿度が下がることで改善することもありますが、すでに感染が起きている場合は抗真菌薬・抗生剤の治療が必要です。「様子を見ればそのうち治る」と放置すると慢性化・鼓膜穿孔・難聴につながるリスクがあります。


PETTASで耳ケア・術後記録を仕組み化する

梅雨の耳ケアや術後の経過観察は、「今日やったっけ?」「あのときどんな状態だったっけ?」という記憶の曖昧さが一番の敵です。私がPETTASを開発した動機の一つも、まさにここにありました。

PETTASでは:

  • 投薬リマインダーで点耳薬・抗生剤の飲み忘れをゼロに
  • 健康記録タイムラインで傷口や耳の状態を写真付きで記録・比較
  • 家族共有機能で「今日の耳チェックは誰がやった?」を解消
  • AI健康分析で記録の変化傾向を可視化

術後の通院記録を時系列で残しておくと、次回の診察時に獣医師へ正確に伝えられ、診察の質も上がります。記録を始めるなら→ PETTAS公式サイト


参考文献

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